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教授挨拶

 ホームページをご覧いただきありがとうございます。薬理学分野主任教授の池田です。2020年8月の教授就任後一年が経過しました。

 教授就任後の出来事について、6月から静岡県立大学より船本雅文先生が助教として着任しました。船本先生は心臓病研究を専門としており、私自身、循環器内科医として臨床・研究をしていたこともあり、薬理学分野において新たな研究の柱を構築してくれるものと期待しています。また、2021年度医学研究実習の医学科3年生、当分野OBの薬学部の土屋薬学部長の教室の薬学部生、Student Labの医学科1年生が加わり教室が賑やかになりました。

 研究成果について、当分野で学位を取得した薬剤部の濱野先生との共同研究で、既存医薬品の新規薬効に関する知見(Kidney Int. 2021)、また、岐阜薬科大学の先生方との共同研究でシスプラチン腎障害におけるイオン化鉄に関する知見(J Trace Elem Biol Med. 2021)について、それぞれ論文発表することが出来ました。

 教育について、生理学、精神神経科学、脳神経内科学、血液内分泌代謝内科学、医療教育学、薬学部の多くの先生方のご協力をいただき、基礎・臨床の垣根を超えた水平垂直連携教育を引き続いて行っています。昨年からのコロナ禍により、対面での講義・実習が困難な状況ではありますが、学生に不利益のないように出来る限り配慮して教育を行っています。

 徳島大学は医療系全ての学部・施設を有した大変恵まれた環境にあり、医学研究者養成に注力している数少ない大学です。学歴や年齢は全く問いません。薬理学研究に興味のある方は気軽に連絡してください。研究は決して楽なものではなく苦しいことが多いかもしれませんが、新しい知見を見つけた時(Eureka)の感動は言葉に表わせません。その感動を一緒に体験してもらいたいと思います。新たな発見を目指して一緒に研究をしましょう!

                                            (2021.8.4)

教授挨拶: 当校について
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