教授挨拶

　徳島大学大学院医歯薬学研究部薬理学分野ホームページをご覧いただきありがとうございます。

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　教授就任後、早くも２年半が経過しました。今年度も医学科３年生４名が医学研究実習に加わり、教室は相変わらず賑やかです。皆が積極的に実習を通し、少しでも基礎研究の醍醐味を知ってもらえればと思います。今年度から心機一転、教室員が同じ方向性を共有して研究活動に邁進する所存です。お世話になった方々への「尊敬と感謝」を忘れずに精進いたします。

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　研究について、教室の主研究テーマである鉄研究の総説（Ikeda, et al. J Med Invest. 2022）ならびに漢方薬研究についての論文（Ikeda, et al. Phytomedicine. 2022）を発表することが出来ました。また、船本先生は４月から准教授に昇任してもらい、これまで以上に研究活動、教室運営、学生教育に活躍してくれるものと期待しています。研究面では、各種プロジェクトについて、多くの興味深い知見を明らかにしており、教室の研究発展に貢献してくれています。
 

　教育について、生理学分野、精神神経科学分野、血液内分泌代謝内科学分野、薬学部、多くの先生方のご協力をいただき、基礎・臨床の垣根を超えた水平的・垂直的連携教育に基づく講義を引き続いて行っています。また、宮崎大学の柳田俊彦先生をお迎えして薬理学ロールプレイ実習を予定しており、薬物治療について医療者側、患者・家族側の立場から学べる機会を提供します。また５年前より生化学、生理学、薬理学合同で基礎医学統合実習を行っています。薬理学の実習項目ではwebシュミレーターを導入しており能動的実習が可能です。コロナ禍により、ここ３年間、対面での講義・実習が出来ませんでしたが、今年度からは対面講義が可能となりました。学生には不利益のないように配慮して教育を行う予定です。

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　徳島大学は医療系全ての学部・施設を有した大変恵まれた環境にあり、医学研究者養成に注力している数少ない大学です。研究に学歴や年齢は全く関係ありません。興味のある方は気軽に連絡してください。研究で新しい知見を見つけた時（Eureka）の感動は言葉に表わせないものです。その感動を一緒に体験してもらいたいと思います。難しいことは全くありません。このサイトを訪問したあなた次第です。新たな発見を目指して一緒に研究しましょう！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2023.４.１）